まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます。まるランニングクラブ代表

ぼくがなぜ夏合宿の場所にゴールドコーストを選んだのかを解説していく

昨年酷い猛暑で夏場の練習に苦しみ秋も低調を引きずった事から、今年は国際陸連ブロンズラベルの神戸マラソンで海外招待選手と本気の勝負するため、本当に久々の夏合宿を、それも海外のゴールドコースト(あちらは冬)で行う事を決めました。

 

”合宿“というと言葉の意味的にはグループトレーニングをイメージするかもしれませんが、ここでは一定期間環境を変えて練習を積む事をさしていると思ってください。

 

心肺機能を高めるため、多くのトップランナーが取り入れている高地トレーニングですが、コーチやチームのサポートは無く個人で競技を続けているぼくが、日本の山でハードな練習を続ける事には沢山のリスクが潜んでいました。

 

高知や県外の高地(準高地)トレーニングの問題点 

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・近場ではアスファルトでの急なアップダウンばかりでまともなトレーニング環境が無い

・設備が充実した人気な場所は、学生や実業団選手が沢山いて予約が大変

・標高が高い場合は高地の適応に時間がかかる

・交通アクセスが良くない

・天気が崩れやすい

・食事パターンの制限

 

夏の山は急な雨も多く、突然天気が荒れる心配や交通アクセスの不便さは長期間の滞在のストレスを増大させます。

 

数年前高知の天狗高原で合宿を数回行いましたが、急な坂しかない環境での練習はダメージが大きい割には遅いスピードの練習しかできず、不整地の練習で捻挫したり、大雨の中トレーニングをして酷い風邪を引いたりほとんどが失敗に終わりました。

悪天の影響で岐阜県御嶽山の合宿をキャンセルした事もありました。

 

また今まで出場した高地レースでは夜中バスやタクシーも無い所でさまよってお金が無くなったり、想定外の猛暑で大失速したりと、様々な問題が起きてしまいました。

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高校時代からよく行っていた道後山クロスカントリーパークは標高もそこそこで適度に涼しく、本当に恵まれた練習環境ですが、人気ゆえにトップ選手も多く集まるゆえについ周りが気になって自分のやるべき練習に集中しづらい所もあります。 

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良い宿泊所もなかなかとれないし、8月下旬〜9月上旬は天気が崩れやすいのはどこも同じ。

またぼくは地方の人間では珍しく積極的に車に乗るのは好まないので、トレーニング中に何十kmも離れたスーパーに買い出しに行くとかはできればしたくありません。

ぼくにとっては山でいつものリズムを保ちながら練習を積むのは想像しづらかったのです。

 

 

ゴールドコースト(気候が良い平地の街)でのトレーニン

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・気候は完璧で、ほとんど雨が降らない。季節は反対の冬だが10〜20℃のちょうど良い気温

・お店、移動手段が整っていて便利

・食材、レストランが豊富

・時差ほとんど無い

・丁度良いレベルのローカルレース

△遠征費用がかかる、物価が高い?→工夫次第で十分抑えられる

△移動が大変?→高知から国内の有名な合宿地に行くのも大変。ゴールドコーストは成田から直行便があり地方都市らしくコンパクトで使いやすい空港

△トレーニングに集中するためにできた環境ではない観光地→しかし走りやすい場所は探せば沢山ある

△言葉の壁→英語喋れなくても極めて問題少ない。外国人に優しい

 

そこでぼくは、残る選択肢として、気候が良い普通の街で走る事を考えました。

北海道はかなり有効な選択肢と思っていましたが、夏の北海道は人気で飛行機代も安いとは言えず、またぼくは北海道は一度しか行った事がないので細かい環境とか雰囲気が細かくはわかりません。

 

それよりは毎年行って慣れ親しんでいるゴールドコーストの方が良いのではないかと考えていた所で、ジェットスター片道9800円(税抜)の格安スーパーセール席販売が決め手になりました。

 

良い練習を積むためには気候は本当に重要で、ゴールドコーストの冬は10〜20℃、雨はほとんど降らずカラッとした気持ち良い空気で、スポーツをするには最高の気候です。

そして日本の山奥とは違いバスやトラムも発達していて、スーパーやレストランも沢山あって便利。かといって都会ほどの騒がしさはなく、人々ものんびりしていて優しく感じます。

 

とはいえ、ゴールドコーストは走るトレーニング場所として整備されているわけではなく、平坦で観光客だらけの街中を走るだけでは大した練習にならないのではという心配もありましたが、自然豊かなオーストラリアには広い公園が至る所にあり、またホテルから5kmほど離れた所にあるパークランの5km周回コースは最高の練習コースでした。

 

心配な食事も多国籍文化のオーストラリアでは様々なレストランがあり、ぼくには和定食のようなものしか食べれない事もある日本の旅館よりストレスが少なく快適に感じました。物価は高いと言われますが、ランチサービス等を探したりスーパーで買い物をすれば豪州ドル安もあり、そんなお金はかけず美味しいものを食べる事ができます。

 

 

暑い高知を抜け出して…

比較的自由な環境にあるぼくにとっても、長期間ランニングコーチやトレーナーの仕事を置いて海外に長期間行く事は簡単な決断ではなく、航空券を買った夜は不安で眠れませんでした。


結果的にはトレーニングはほぼ計画通りに進み、何の問題もなく高知に帰る事ができ、自分でも思った以上の大成功に終わりました。

やはりぼくにとっては、冬のゴールドコーストは日本のどこよりも最適な環境だったのです。

 

これからもう少しゴールドコースト合宿の詳細についてまとめた記事を書いていきたいと思います。

 

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