まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

【高知vsカンボジア代表】アンコールワットエンパイアハーフマラソンの死闘振り返り【海外初タイトル🏆】

トントン拍子で話が進み、総勢8名で参加となったまるRC海外ツアー第2弾inアンコールエンパイアマラソン。

 

今回の最大の目的はもちろん、海外マラソン初タイトルGETである。

 

3時頃に起床し、ホテル4時半発の貸し切りバスでスタート会場へ。

 

周りは真っ暗。とても大会が開催されるとは思えない感じ。

危ないのでアップがほとんどできない。THE・海外マラソン、いやTHE・カンボジアといった所か。

 

スタートエリア周辺には少しグルグル走る所があったので助かった。

そうこうしている間にあっという間にスタート時間に。

 

特に混雑なく前の方にスイっと並べた。盛り上げDJ的な人が英語喋っている。音楽もかかり徐々に海外マラソンらしい楽しい雰囲気になってきた。

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 …とレース約5分前、急に謎のカウントが始まる。

 

ナイン!エイト!セブン!…え?なになに?これスタートの合図?

 

ゼロ!一斉にスタート。スタート時間が遅れる事はあるかと思っていたが、まさかの定刻前スタートだよ。THE・海外マラソン、いやTHE・カンボジアといった所か。

 

まず急遽参戦との情報があったご存じカンボジア代表のオリンピアン、猫ひろし選手(TAKIZAKI KUNIAKI)が飛び出す。

1km3分15秒前後、なかなかのスピード。アップ不足なので慎重にいきたい。

その後少し前に出た所で、ついてこなかったので、このまま押して行く事にした。

 

しかし3km付近で猫さんに追いつかれ、さらにペースアップも仕掛けてきた。

そして初めの折り返し地点があり、日本人ランナーもそれなりにいて、すれ違いランナーからは猫さんに対する声援がかなり多い。

 

そうここは完全アウェー。突然現れた謎の東洋人よりは、地元の代表選手で日本でも知名度の抜群の猫さんに声援が集まるのは至極当然。くそー、なんか悔しいぞ。

 

でも徐々に高知の仲間達の応援も聞こえてきた。そうだ、今のぼくには遠い異国の地でも仲間がいる。

応援してくれる人がいるのなら、例え世界中のランナーを敵に回したって……構わない!!

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もちろん猫さんにしてみれば謎の選手が出てきたプレッシャーもあるはずだが、負けず嫌いでハートが強いと感じた。あまり最後まで競り合いたくないタイプの相手だ。

ぼくは5km手前で猫さんを再び引き離し独走態勢に入った。


しかし決して油断はできない。全体的に日陰が多い設定のコースだったがとにかく早朝の湿度が凄まじい。風もほとんど感じられず呼吸ができないくらいの息苦しさを感じた。

ここまでキロ3分20秒程度のペースだったが、脚に全くスイッチが入らない感じだった。マラソンランナーの猫さんは後半も粘り強そうだし、予期せぬ体調不良で終盤大失速は避けたい。

 

こまめに給水はキャッチ。飲みやすいペットボトルが多かったのはありがたかったが、なぜかよく冷えている水と温い水がランダムに混じっていた。THE・海外マラソン、いやTHE・カンボジアといった所か。

 

コースは要所でデコボコ等はあるものの、全体的にフラットで真っすぐな道が多く走りやすい。前日にコース下見もさせてもらったので、そこは安心感はあった。

 

このままなにも無くゴールまで行ってくれー…と思っていた矢先、腹部に異変が。

 

これはまさか…そうアレだ。食事はそれなりには気をつけたつもりだったが、朝食べたバナナが少し青くて繊維質が多く、ヨーグルトとの組み合わせでお腹が緩くなってしまったのかもしれない。

 

ううっ、苦しい、これはどうするべきか…。

 

しかしこれは初めての経験では無い。悔し涙を流した初海外マラソンのゴールドコースト。ぼくはパニックに陥らず、この危機を冷静に対処する事に決めた。

 

この差ならまだ大丈夫だ。ぼくは14km過ぎのトイレに立ち寄り、迅速に用を足してコースに戻った。(安心してください、拭いてますよ)

しかし前を見ると、遥か前方に猫さんの姿が。

なんてこったい。やはり粘ってそれほど離れていなかったのか?トイレの位置が少し遠かったのもあってかあっという間に逆転されていた。

 

とにかく追え追え。しかし焦り過ぎないように。こういう時はテンションが上がって最初だけ全力ダッシュし息切れという事もある。

 

追われているのに気づいているようで、猫さんもなかなかスピードを緩めない。17km付近でなんとか捕える。

すると猫さんは決死の全力ダッシュのようなスパート!これがかなりきつく、引き離されそうになった。

 

しかしこれを耐えれば必ずこっちのターンがやってくる。

ぼくはカウンターのスパートを仕掛け猫さんを再び引き離す事に成功した。

 

ここからは本当にきつかった。最後まで油断できないし、ゴールがとても遠く感じた。

 

栄光の海外レース初優勝、決して簡単な道ではなかった。

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 やっぱり大事なのは踏み出す第一歩。そして、ぼくはチャンスを掴んだ。

 

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今回カンボジアツアーをプロデュースをしてくれたminaさんもなんと10kmの部で優勝!高知に二つの金メダルを持ち帰る事ができた。

 色んな出会いが繋がって実現した海外レース初優勝。1人では足りない所ばかりだけど、この出会いを大切にしていけば、これからも夢を叶えられるような気がしています。

 

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 表彰式。猫さん、本当にハートが強かったです。ありがとうございました。

 

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ところでこの副賞、どうやって持って帰るの!?THE・海外マラソン、いやTHE・カンボジアといった所か。

 

アンコールエンパイアハーフマラソン結果

1時間14分07秒(1位)

 SORTIE MAGIC LT  //プロパッドRソックスPOLAR M400 HR

 

🏆海外レース初タイトル!

 

 

 

 

猫トレ 猫ひろしのマラソントレーニング

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