知る人ぞ知る隠れた人気レース?「北山林道駆け足大会」。
この大会は今時ネット申し込みは無し、一応スポーツエントリーに載ってはいるものの、公式ホームページも無し、地元の葉山ランニングクラブさん主催の手作り感満載の大会だ。
「坂本竜馬」は、高知から北山の朽木峠を越えて脱藩しました。脱藩の道を、のんびりゆっくりと走って、脱藩する龍馬に思いを寄せながら北山の自然を満喫してください。
第16回 北山林道駆け足大会(高知県 津野町 葉山小学校) - スポーツ大会の検索&参加申込みなら「スポーツエントリー」
5月には重要なレースを固めており、6月はあまり大会無いし、まだ出たことない大会なので一回出てみようかという軽い気持ちでエントリーしてみた。
レース振り返り
梅雨入りの時期で雨率高し。葉山小学校の体育館がメインの待機場所。
ぼくは小雨の中アップを終え、スタート集合場所の三嶋神社へ移動する。
スタート前にお祈り。
願い事は…なにも思い浮かばない。
あれ?やりたいこと、沢山あるはずなのに。
……
そうこうしてるうちに整列が始まる。
コース図をみると、凄い高低差。
ただ、最近は朝霧湖マラソンとか、激坂コースにも慣れて感覚がマヒしてきた。
走った事のある人には、特に下りが凄くて、カーブもあるし勢いつきすぎてコースアウトして落ちないように、とアドバイスをいただいたが、なんにせよ走ってみないとわからない。
まずスタートから3kmは勢いよく飛び出し、それからの5km以上続く長い長い登り坂も相当走りごたえがあったが、なんといっても凄いのはその後の19%の勾配の下り坂。
急な部分は、本当になんの力も入れなくても惰性で勝手に”落ちて”いく。
百聞は一見に如かずと思っていたけど、大体噂どおりだった。
確かにコースアウトして林にダイブしてしまいそうだったのでピッチを速めるのを意識して慎重に走った。
10km通過は36分55秒。過去の優勝タイムは46~47分くらいで、よくわからないけど、このままではあんまり良いタイムでないのでは?
思い切って下りを活かしてギアチェンジしてみた。ここからはキロ3分を切るくらいのペースになっていたようだ。
神様には悪いけど、ぼくは運命なんか信じない。うまくいかなければ課題を見つけ、何度でも挑戦すればいいだけだ。
最後はムキになって全力スプリント、ゴールして思わずガッツポーズ。
大会の空気を全く読んでないガチっぷりを見せつけてしまった。
まぁ、これも身体を張ったギャグだと思っていただければ幸いである。
正式タイムは44分59秒だった。
結果
12.8km・44分59秒(1位)
ave.3:30/km
SORTIE MAGIC LT //プロパッドRソックス/ POLAR M400 HR
🏆高知県の大会9つ目のタイトル
・知る人ぞ知る大会?公式ホームページやネット申し込みは無し
・朝霧湖以上の超激坂。約6km続く長い上り坂と、19%の下り坂は覚悟して臨むべし
・主催・葉山ランニングクラブ。手作り感満載の温かい雰囲気
・超楽しい豪華抽選会
・もれなく強烈な筋肉痛がついてきます
レース後のお楽しみ。メインイベントは抽選会?
嬉しい食事券付。そうめんとちらし寿司。汗見川もこんな感じでしたね。夏はお弁当よりこっちの方が嬉しいかな。さらにデザートも^-^
満天の星大福(ほうじ茶大福)
大地の恵み豊かな高知県津野町で採れた厳選の茶葉を使用したスイーツが完成しました。
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表彰式の後は、ある意味メインイベントとも言える?抽選会。
豪華な景品がかなり高確率で当たります。司会のおばちゃんも面白く、総勢20名以上のまるRCメンバーもおおいに盛り上がっていました。
いつもどおりぼくは当たりませんでしたが。
ちなみに優勝賞品はありがたいお米でした!
こちらは参加賞。クッキー凄く美味しかったです。
アットホームな雰囲気に包まれ、今まで走った他のローカル大会と比べても凄く新鮮で楽しい大会でした。
マラソンブームでフルやハーフの大会がドンドン増える一方で、微妙な距離や大会のネーミングも良い味出してますよね。
2回目以降も自分自身のコースベストに挑戦するのが面白そうです。
沿道の応援も明るく温かく、地域の方の大会への理解と愛を感じました。
南半球最高レベルのマラソンの前に、こういう大会で調整するのもなんか面白いですね。
大会関係者の皆さん、本当にありがとうございました。