まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

AIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)とはなにか。ぼくの出場した国内加盟大会まとめ

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ここ数年、国内の市民マラソン大会でもAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)公認を目指す大会が増えてきましたが、マニア以外にはそれほど認知されていないのが現状だと思います。
 

 

川内選手の記事にもAIMSが登場。

(若い選手がこれから世界で戦っていくためには何が最も必要か?)若いうちから海外レースに積極的に出場して「海外とは何なのか」という知識や経験を積むことが最も重要なことだと思います。

 

 昔と違って、世界中の国際レースが航空券代と宿泊代を負担してでも記録の良い日本人選手を招待したいと思っています。ですので、海外遠征に理解のある実業団に入るか、市民ランナーやプロランナーとして実力をつけた上で、AIMS(国際マラソン・ロードレース協会)加盟大会のHPなどを細目(さいもく)にチェックして、自分のレベルや目的に合った海外レースに積極的に出場し、武者修行をしていくことが大切だと思います。

過去に学ぶことは「時代遅れ」ではない川内優輝が綴る「対世界」への本音(3) - スポーツナビ

 

 

多くの市民ランナーにとってもそれほど関りが無いと思うかもしれませんが、海外マニアとしては、川内選手の言うようにもう少しAIMSをチェックする人が増えれば海外のマラソンも身近に感じられるようになるのではないかと思い、記事にしてみました。

国内の加盟大会も予想以上に多い事に気づきます。

 

 

日本語版サイトもできていました。まだあまり内容は充実していない感じですが…

www.aims-worldrunning.jp

 

 

AIMSについて

 

AIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)は、110以上の国と地域にわたる410を超える世界的な長距離レースで構成される会員制組織です。AIMSはその目的を以下の通り掲げています。
  • 長距離レースを世界中に広め盛んにすること。
  • 国際陸上競技連盟(IAAF)と連携して国際ロードレースの運営に携わること。
  • 協会の会員間で情報や知識、専門技術を交換、共有すること。

この長距離レースに特化した国際組織はあなたの大会を待っています。

 

AIMS加入によるメリット

  • 120カ国以上にわたる400を超える世界的な大会との国際ネットワーク
  • あなたの大会の国際的認知アップと、スポンサーや開催地、ランナーへの知名度向上
  • 海外エントリーの増加と対内投資機会の創出
  • 世界中の大規模なロードレースに配布されるディスタンス・ランニング誌(現在発行部数:年間40万部以上)へ毎年の無料広告の掲載
  • 世界中のプレスやメディア向けに配布されるAIMS-IAAFカレンダーへの無料掲載
  • 大規模な国際マラソン大会で、AIMSエキスポブースにて展示する設備
  • あなたの大会で配布するためのディスタンス・ランニング誌
  • IAAF-AIMS公認計測員によるコースの公式計測(追加料金)
  • 大会運営、技術基準、プロモーション、宣伝、ドーピング規制に関する助言
  • AIMS世界会議への出席を通して、組織やロードランニングの発展に関する方針策定への参加
  • 世界の変化を知らせる月間ニュースレター
  • 5kmからフルマラソン大会まで、四半期ごとの統計

 

 

ぼくが今まで走ったAIMS公認大会

 

 丸亀国際ハーフマラソン(2月第1週)

http://www.km-half.com/

四国どころか、日本を代表するハーフマラソンと言っていい丸亀ハーフ。国際陸連シルバーラベルに格付けされており、時期も良いようで国内外からビックネームが毎年出場しており招待選手発表のニュースだけでもお腹いっぱいに楽しめます。

 

どこもアクセスが悪い高知のランナーからすると奇跡のような大会です。

www.takemarun.com

  

 

東京マラソン(3月第1週)

http://www.marathon.tokyo/

 

言わずと知れた東京マラソン。市民マラソンとしても競技としても世界基準で最高峰の大会を目指しています。

ぼくも2018年、初めて2時間21分以内が基準記録のエリート枠で出場することができました。本当に全てにおいてすごい規模の大会です。

 

びわ湖毎日マラソン(3月第2週)

http://www.lakebiwa-marathon.com/

 

日本最古の歴史を持つ男子エリートランナー特化型大会のびわ湖毎日マラソン

現在ではあまりないスタイルの大会になってしまいましたが、ずっと残ってほしい思い出深い大好きな大会です。

www.takemarun.com

 

 

とくしまマラソン(3月下旬)

http://www.tokushima-marathon.jp/

 

意外にも?実はとくしまマラソンはAIMS加盟大会。

2018年はなんと前世界記録保持者のウィルソン・キプサング選手の出場も話題になりました。
四国の市民マラソンもこれからは海外からの市民ランナー誘致の意識も高めていかなければいけませんよね。
徳島在住のトップ市民ランナーは姉妹都市ハノーファーラソンに派遣される事になっています。

www.takemarun.com

 

 

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン(4月下旬)

http://www.gifu-marathon.jp/

シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんの冠がついた人気の市民マラソン大会。

名古屋からアクセスが良いのも魅力です。 

 

国際陸連ゴールドラベルに認定され、日本では国際的な格付けの高い大会になりましたが、丸亀ハーフと違い一般参加の競技者向けサポートプログラムが無いのが残念です。ぼくも2016年に初めて出場しましたが、この規模の大会でアップ会場もなくトップ選手と走るのはキツイ…。

www.takemarun.com

   

 

 

福岡国際マラソン選手権(12月第1週)

http://www.fukuoka-marathon.com/

 

ラソンの聖地”フクオカ”。かつては非公式の世界選手権と言われていました。

ここ数年出場していませんが、本当に素晴らしい大会です。

昔から格式の高い大会ですが、駅伝を重視する選手は避ける傾向もあり、びわ湖よりは全体の集団は小さくなることが多いです。

www.takemarun.com

 

 


AIMSに加盟している大会を見ていくと

  

・男女の世界大会選考レースは全てAIMS公認である

国際陸連ラベルレースは全てAIMS公認大会でもある

・海外からの市民ランナー誘致を意識している

・隣県のマラソン大会を意識している?

 

といったようなことが見えてきます。

 

海外でも規模の大きな都市型市民マラソンはほぼ全てAIMSに加盟している大会で、エリートランナー申請する時はAIMS公認コースでのタイム提出を求められる事も少なくありません。

 

今は日本国内だけでも凄まじいブームとなっている市民マラソンですが、これからも定着し、より発展していくにはグローバル化は避けて通れない道なのではないかと思います。

大会主催者だけでなく、市民ランナーも、トップランナーも視野を広くしてみると面白いと思います。

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 AIMS公式冊子には世界の様々な大会の情報が記載されています。まるランステにも飾ってます。

 

 AIMS: World Running

AIMS 国際マラソン・ディスタンスレース協会