まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

クロスカントリー大会まとめ【ランニングの原点・最高のトレーニング】

マニアックなレース種目を紹介するシリーズ。今回は「クロスカントリーの大会」。

 

最近では自然にも触れられるトレイルレースが市民ランナーの間でとても人気がありますが、ぼくは芝生を駆け回る”クロカンレース”が大好きです。

クロカンはヨーロッパが本場で、冬には各地で伝統的な大会が開催されていますが、施設が少なそうな日本でも探してみればいくつか大会を見つける事ができます。

 

クロカンレースの魅力や効果はあとでじっくり語りたいので、まずは主要な大会を紹介していきたいと思います。

 

 

~冬のクロカンレース~

 

クロカンのシーズンと言えば冬。国内の代表的なレースを紹介していきます。世界大会の選考も兼ねているものもあります。 

 

全日本びわ湖クロスカントリー

 

 

全日本びわ湖クロスカントリー大会

 

大会名に”全日本” がついている伝統的な大会です。様々な部門があり、競技者から市民ランナーまで楽しめる大会になっています。

 

ぼくもこの大会には二度出場していますが、ポジション取りの時点で出遅れてしまいなかなか良いレースができていません。あらゆる面から鍛えてくれる本当にタフなレースです。

 

X-RUN CHIBA(2月上旬)

全国中学生クロスカントリー選手権大会 千葉クロスカントリー大会X-RUN CHIBA

 

日本選手権クロカン(2月下旬)

日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走 - 公益財団法人日本陸上競技連盟

クロスカントリー日本選手権|TBSテレビ

 

福岡の海の中道海浜公園で開催されるクロカン日本一を決める大会。

元は"福岡クロカン"でしたが、千葉とうまく役割分担された印象です。

だいたい東京マラソンの前の日に開催されています。凄く出てみたいんですが、マラソンランナーにとっては合わせにくい時期ではありますね…

 

 

相模原クロスカントリー(3月上旬)

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相模原クロスカントリー大会

最近新設されたばかりの大会。強豪大学生も沢山出て盛り上がっているようです。

市民マラソン全盛時代でこういう大会が出来るのは嬉しいですね。

 

 

~夏のクロカンシーズン~

 

日本では夏も一つのクロカンシーズンがあります。主に学生や実業団選手の夏合宿の地で開催されています。有名なチームの選手が数多く出場していて市民ランナーも一緒に走れる大会も多いので気軽にアスリート気分を味わえますね。

 

久住高原クロスカントリー(7月下旬)

久住高原クロスカントリー大会 【公式】

大分県にあるクロカンコース。大会には出たことはありませんが、高校時代合宿した事があります。走り込みがきついのでヘロヘロだった記憶しかありませんが、とても良いコースでしたよ。

 

蔵王クロスカントリー(8月上旬)

蔵王坊平クロスカントリー大会(山形県 上山市 蔵王高原坊平クロスカントリーコース・蔵王グリーングラウンド(スタート・フィニッシュ)) - スポーツ大会の検索&参加申込みなら「スポーツエントリー」

 

 ひろしまクロスカントリー(8月下旬)

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www.takemarun.com

 

ひろしまクロスカントリー大会

 

三瓶高原クロスカントリー

www.sportsentry.ne.jp

日曜開催で、前日のひろしまクロカンとセットで出場する人も結構いるみたいです。

 この大会も一度出てみたいです。

 

クロカンレースの魅力・効果

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ぼくがクロカンレースが大好きなのは、なんというか理屈ではなく、芝生を全力で駆け回るランナーの風景に目が離せなくなります。まさにランニングの原点とも言えるレースです。

 中学校の頃、「ランニングタフ」を読んだワクワクが忘れられません。

 

今では日本でも強豪学生・実業団チームでクロカントレーニングを取り入れていない所は無いと言っても過言ではないくらい必須トレーニングになりました。

一方でクロカンの大会はあまり重視されてなく、また世界的なマラソンブームあって盛んだった欧州でも廃れつつあるのが現状です。

 

しかしクロスカントリーレースはあらゆる中長距離ランナーにとって、スピード・持久力・技術(フォーム)・勝負強さを同時に鍛える最高のトレーニングだと信じています。

 

リオ五輪マラソン9位、丸亀国際ハーフでは1時間0秒という好記録で優勝したイギリス期待のホープ、カルム・ホーキンスもローカルな泥だらけのクロスカントリーで力をつけていった選手です。


Senior Men - National #LindsaysXC 2017

 

柔らかい芝生のアップダウンのあるコースをハイスピードで走ることで一定のペースを維持する能力とペースを変化される能力両方が高まるのを実感できるはずです。

アスリートは下りをおもいっきりスピードを上げてみたり、スパイクシューを履くのも良い練習になりますよね。

 

アフリカ勢に匹敵する中長距離大国となったアメリカではクロカンは日本の駅伝のような学校対抗のチーム戦になっていて長距離選手の”必須科目”とも言える存在になっています。
ケニアエチオピアでも学校のクロカン大会から競技に入ったというランナーが多いようです。

 

交通整備が大変なロード大会や、敷居の高いイメージもあるトラックと比べると、良い施設さえあればオトナからこどもまで、トップアスリートから市民ランナーまで気軽に一緒に楽しめる可能性を秘めているのもクロカンレースの魅力だと思います。

 

どうかクロカンレースのメリットをうまく活かした大会がこれからも続いてくれることを願っています。ぼくも大会作ってみたいですね。

 

クロスカントリーを嫌い敬遠する人もいる。そのような人は、クロスカントリーが苦手だからつまり、効率よく走れていないからだ。しかしこのような人ほど、クロスカントリーはすべきである。なぜなら、クロスカントリーこそフォームを改善する最善の方法だからだ” リディアードのランニング・バイブル より

 

 

ぼくの走りもまさに効率が悪く、クロカンレースではあまり良い成績を残した事が無いのですが、いつか滑るように軽やかに走るのが目標ですね。


Video Ufficiale 82 Cinque Mulini

 

ぼくのクロカン好きはもはやフェチと言ってもいいレベル。欧州最古の国際的なクロカンレース、イタリアの「シンクエムリーニ」、死ぬまでに一度走ってみたい大会です。

凄いコースを走るんですが、ぜひ動画を見てみてくださいね。