4年ぶり3度目の出場となった「高島平・日刊スポーツ・ロードレース」。
箱根駅伝を目指す関東強豪校が数多く出場するハイレベルな競技志向レースです。
そんな”ガチ”な レースで自分を鍛えなおすため、久々に出場を決めました。
5kmのほぼフラットな周回コースで、公認20km・10km・5kmの部門があります。
レース振り返り
競技志向レースとあって、アップ会場の公園も走りやすく、更衣室、トイレ、貴重品預かり場所もコンパクトな場所に固まっていて使いやすく安心。スタートラインにも比較的余裕を持って並ぶことができました。
もう少し涼しいと思っていたけど、日差しが強く気温が上がってきた。
(5km)スタートして猛スピードで飛び出していく先頭集団。
速いランナーは沢山いるので、早い段階でちょうど良いペースの船(集団)を見つけるかが鍵。
少しづつ前の位置に順位を上げながら様子を伺っていると、創価大学の選手が集団走のような形で走っていたので、「これは安定して走れそう」とその船に乗せていただくことに決定。
序盤は身体が軽く感じていましたが、5km通過は16分を少し切るくらい。うーん思ったより少し速く感じるかな…。
(5-10km)目論見が外れて集団も早い段階でバラける感じになり、ぼくも粘っていたものの、一人飛び出した選手には少し離されてしまいました。
それでも10kmまではまずまずのペースで行けて、動きを崩さずリズムを保っていけたように思いました。
(10-15km)しかしここからの走りがあまり良くなかった。後ろから来た選手に抜かれることはなかったものの、単独走に疲れて次第に足の動きが鈍くなりペースダウン。
あまり水を飲みたい気分でなく、よく冷えた水を身体にかけると気持ちよかったのですが、なんだがズーンと重たくなったようにも感じました。
20km以上の距離だと後半は筋肉が固まってくるので、かける箇所やタイミング等ももう少し考えた方がいいかもしれません。
(15-20km)これはタイムは厳しいかも…と思ったあたりで後ろから初めて二人の選手にグっと前にいかれ、この刺激で再び息を吹き返すことができました。
19kmでタイムを見ると65分切れるかギリギリの所、ベストを尽くしたつもりでしたがフィニッシュタイムは65分04秒。
最後は詰めの甘い所が出てしまったものの、20km公認コースでの自己記録は更新(ハーフ換算は1時間8分38秒)。
最近涼しくなってグッと調子が上がってきていたので、3:10/kmにトライしてみましたが、スピードを持続する能力に関してはまだ裏付けが無かったように思います。
しかしそれなりに練習が積めている時は、中盤リズムに乗れなくなり中だるみしてしまっても、後半復活できるのはよくあることです。
一回目のピンチでレースを投げない事、大事ですがつい忘れてしまうことがあります。
上位入賞者の結果。過去2回は入賞できたのに、今回は自己記録を更新したにも関わらず登録男子12位(ゲスト扱いの川内優輝選手は3着でした)
近年の非実業団ランナーのレベルアップに焦りもありますが、まずは自分の課題を一つ一つクリアしていくのが先決です。
4週間後のおかやまマラソンに向けてはかなり良い状態を確認できました。
経験したことの無い9月の猛暑にどうなることかと思いましたが、当初の目標どおり、優勝を目指して残り期間調整していけそうです。
遠征・食事メモ
今回はマラソン教室が終わってから夜にホテル到着、さらにレースが終わって14時05分の飛行機で帰るという強行スケジュールでしたが、思いのほか快適に移動して走れました。
アクセスが良く、コンパクトな大会運営のおかげですね。
板橋区役所前駅につけば宿泊する「板橋センターホテル」は目の前でした。
チェックインした後は、少しお店を探して「テルポリートfromユキノヤ」で夕食。頼んだのはエビ入りペペロンチーノ。美味しかったけど、メインはハンバーグとかオムライスの洋食店なのかな?と思いました。まいうーの石ちゃんが来たそうです。
朝はパサパサしたものが苦手なぼくにはヨーグルトは必需品。大好きなギリシャヨーグルト(パルテノ)&バナナと赤飯おにぎり。
大会後はモタモタしながらギリギリ羽田空港に到着。
にもかかわらず、今年からオープンしたカレーうどん専門店「cuud」が視界に入り、つい寄ってしまいました。
通常のカレーとトマト味のハーフ&ハーフを注文、慌てつつもじっくり味わってきましたが、➀まず麺を食べ→②ごはんを投入→③最後にダシを投入という三つの楽しみ方が新鮮でした。ぼく的にはトマトの②がツボに入った味でした。
このリッチな雰囲気のカレーうどん、実際値段はチョイ高め(1400円)ですが、出発ターミナル南チェックインカウンターのすぐ近くなので便利です。
待ち時間に高知空港でアイス食べたりしてました。
久保田食品のアイスめっちゃおいしいです。ぼく的には栗がおすすめ。
着実に経験を積み、遠征スキルも徐々に進歩中。
また最近は各地で声をかけていただいたり、ライバルと再会したりする機会も増え、少しづつやってきたことが積み重なってきているような感じがして嬉しいです。
ショック。今回が最後の大会だった…。※
まさかの今年で大会終了というアナウンス。
今回の遠征はとても手応えがあっただけに、ショックは大きかったです。
また安心して走れる大会が減り、遠征のたびにウォーミングアップやスタートラインにたどり着くまでにアタフタすることを考えると憂鬱になりますが、きっと舞台を変えてまた新たな素晴らしい大会が誕生するのを信じたいと思います。
※2017年以降も継続開催される事が決定しました !
photo by 日本と世界のマラソン(マラソン研究所)
今回のまとめ
・結果
20km・1時間5分4秒(登録の部12位)
5km15:53/16:10?/16:35?/16:24
🏆公認20kmPB!
🏆前日16:15高知発・レース後14:05羽田発日程クリア!
🏆JALマイルが949貯まった!
・移動
(行き)JAL高知発16:15(クラスJ席)→三田駅→(西高島平方面)板橋区役所前駅
・泊まったホテル
・食事