まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

ポラール・M400レビュー[感想更新、2個目購入]

POLAR(ポラール) M400 レビュー、定期的に更新中。
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もはやそれなりに走り込んでいるランナーにとっては必需品と言っても過言ではない、GPS機能付きウォッチ
走った距離がかなり正確にわかるので、トレーニングのバリエーションが広がり、モチベーションアップにも繋がります。
しかし高価なイメージもあり、そのうちマラソンの賞品でもらえないかなという淡い期待もあって、なんとなく買っていませんでした。

 

そんな中、定価が2万円ちょっとのポラールM400の存在を知り、以前はポラールを使っていた愛着もあって(心拍機能が故障気味になってから使わなくなっていた)

 

使った感想は…楽しすぎる。なんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔しています。
 
 
 
 

GPS(走った距離・経路がわかる)機能について

 
安いからと言ってGPS機能がいいかげんということはなく、使った感じではかなり正確です。1km毎にオートラップが出てくるのも嬉しいです。

最近は疲労抜きジョグに土のグラウンドを延々とグルグル回ることが多いんですが、これだと当然正確な距離を数えるのはかなりめんどくさいので適当に距離をつけていました。
一時期はジョグのリズムを良くするために、わざわざ1周毎に測っていたこともあったのですが…GPS機能があればそんな必要はありません。

ロードの練習でも自分用の練習コースを作るのも容易になります。以前は一生懸命コロコロメジャーで測ってましたが、距離が長くなるとかなり大変でした。
 
※使ってみて追記
丸亀ハーフでは大体合っていましたが、びわ湖マラソンの時は500mほどズレて42.7kmになってしまいました。レースではちょっと使いにくいかも…
正確でないにしても後でラップを振り返ると役に立つデータが沢山見つかると思います。


タイマー設定

タイマー設定GPS機能があることで一気に楽しくなります。
1分走って1分休む〜等の音で知らせてくれるタイマー機能はスポーツ用時計にはだいたいついていると思いますが、距離も設定できるので1km(つなぎjog400m)×5とか、時間と組み合わせることもできるので1km(休憩2分)×5本といったインターバルトレーニングをお気に入りのロードコースで行うこともしやすくなります。

 

心拍計について

30km走3:38-39/kmの平均&最高心拍数


GPSといえばガーミンが有名で、ポラールの得意分野は元々は心拍計でした。

上半身も大きく動かすランニングでは、慣れないうちは胸の心拍計ベルトに少々違和感を感じるかもしれませんが、フィット感は年々日々進化しており、激しいトレーニングでも問題なく使えます。

はじめに書いたように故障が原因でしばらく使わなくなっていたのですが、心拍計はマラソンランナーにとっては本当に役立つアイテムなんです。

ぼくの最大心拍数は195に設定しており、目標とするマラソンペースの3:15-20/kmの心拍数は170を少し超えるあたりになります。

目標とするマラソンペースでの心拍数が下がるか、同じ心拍数で速いペース走れるようになっていれば、心肺機能が向上したことを意味します。


ロンドン五輪マラソン代表の藤原新選手は心拍計を積極的に活用しているランナーとしても知られています。

トレーニングではいつも心拍計をつけてデータを取っています。心臓と語り合いながら走っているわけです。
 心拍数が毎分180を超えると、そのペースを維持するのはもう難しい。170だとしばらくは何とかなるけれど、途中でペースが落ちてしまう。
 今年の東京マラソンのときは、1キロを3分ペースで走っても、心拍数は162か163までしか上がりませんでした。それ以前は170まで上がっていたのにですから、それだけ心肺機能が向上したということになります。


先日初マラソンで全米五輪選考会を制したゲーレン・ラップ選手は20マイル(32km)のテンポランをなんと1マイル4:52(3:01/km)のペースで心拍数が150を超えなかったというのです。

In terms of the marathon, Salazar was very bullish on Rupp’s future in the marathon. He shared that during this buildup, Rupp completed a 20-mile tempo at 4:52 pace, his heart-rate never exceeding 150 beats per minute.

 


もちろんトラックランナーにとっても有酸素能力の向上はとても大切な要素です。
メルボルントラッククラブのニック・ベドウコーチは週に1度、選手に心拍計をつけてのLT付近でのペース走を行わせています。これをベドウコーチは"パンとバターのワークアウト"、つまり欠かせないトレーニングと語っています。・参考
COACHING MIDDLE AND LONG DISTANCE RUNNERS



ぼくのトレーニングペースと心拍数の目安はこんな感じになります。(ペース)(HR)(最大心拍数%)回復ジョグ (4:30-5:00/km)  (120-130)  (70%)距離走  (3:30-4:00/km)  (150-160)  (75-80%)マラソンペース  (3:15-20/km)  (170±)  (85-90%)LTインターバル (3:05-3:10/km)  (175±) (90-95%)※最大心拍数の最も簡単な測定法は220-年齢。個人差があるので正確ではありませんがMAXまで追い込むのもこれまた結構大変なので、ひとまずはこれを目安に設定しておくのが無難です。

体調が悪かったり、オーバートレーニングが顕著な時は心拍数が高めに出ることがあります。こういう時は精神的にも疲れを感じている時が多いはずなので、しっかり休養を取ります。

付け心地、機能性


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機械の機能だけではなく、実際身に着けての使い易さも昔のポラールよりだいぶ向上された感じがあります。
最近は素材も良くなってきたのでしょうか。手に巻いた感じがとても気持ち良くなりました。
気になったのはラップをとるボタン(右側真ん中のボタン)が走っている時は若干押しづらいことです。
全力に近い200-300mのインターバルだとかなり手こずります。

※追記…ラップをとるボタンがやや潰れ気味になったので修理(2年保証付きです)に出しました。耐久度はあまり高くない?

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32km走で1km毎のラップがびっしり。これでこれは気が抜けない…
 

 

Polar FlowやSTRAVAで共有

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Polar Flowの機能の一つ「追体験」では実際に走った場所を簡単な動画で振り返れます。画像は丸亀ハーフのスタート地点のもの。ちょっと感動します。

パソコンで充電する時にPolar Flowというウェブサービスでトレーニングを管理することができます。
さらにそれをSTRAVAと同期させることもできます。
これは普通に練習日記がわりに使えますし、他のランナーのトレーニングを共有してモチベーションアップに繋げることもできます。

※追記…使っていると同期しにくくなってきました。どうやらUSBケーブルを繋ぐ所が錆びやすいようなので、使った後はしっかり洗うと良いそうです。そしてしっかり乾いてからパソコンに繋ぐ。

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他のランナーとトレーニングを共有できるのが楽しいSTRAVA。海外のトップ選手も活用。

 www.takemarun.com 



充電型バッテリーはそれほど長く保たない

昔の実にめんどくさい電池交換形式から、USBケーブルをパソコンに繋げて充電する形になり、これも便利になったなぁと感動した点ではあるのですが、比較的安価なM400の欠点は充電型のバッテリーがそれほど長く保たないことです。
GPS心拍計を両方使うと結構早く電池を消費してしまい5〜6時間ほどしか保ちません。これだと長時間が当たり前の自転車や、トレイルランには不向きと言えそうです。
だから"ランニング用ウォッチ"なのでしょう。

マルチスポーツ用としてV800というバージョンも発売されています。こちらの方がかなり高価ですがバッテリーが非常に長く保ち、多機能です。
ぼくはM400で十分と判断しましたが、この値段差が気にならないならPOLAR(ポラール) V800 はいいなぁと思いますね。



 

必須アイテムになってしまいました。

中学生くらいの頃から世界中のトレーニングを調べるのが好きで、日本ではあまり行われない時間を目安にしたファルトレクトレーニングも1人でやってたりしたんですが、心拍数と走った距離がわかるとさらに楽しくなります。
ヒルトレーニングの上り坂もスピードは上げにくいので心拍数で評価するとやりがいがアップしますね。

 

もう走ることばかり15年ほど続けてきましたが、久々に面白いオモチャをGETしてもう20年くらいは楽しく走り続けることができそうです。
 

追記・2個目買いました。

 
錆びやボタンの潰れがあり、一度修理に出しました。
で、もう無いと練習したくないレベルにまでなってしまったので、Amazonお急ぎ便で2つ目買ってしまいました。
まぁ、心拍ベルト無しで1万7千円程度で買えること、ランニング教室とかでも色々使い道があるというのもあります。
 
 

ベルトがちょっと違う

黒のポラールM400、ちょっとベルトが硬くなっており、良くも悪くも普通の時計の着け心地になっていました。青の方がマイナーチェンジした新しいバージョンなんですよね。
ぼく的には青の滑らかな着け心地が新鮮で、とても気に入りました。

最近ニューカラーのレッドも出ました。赤、イイ… 

POLAR(ポラール) M400 HR ブラック】

POLAR(ポラール) M400 HR ブルー】

POLAR(ポラール) M400 HR レッド

 

 

ポラールにまたハマってしまったぼく、M200も買ってしまいました。

www.takemarun.com